2021.01.08
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今日は顎関節症について少しお話ししたいと思います。
顎関節症の代表的な症状は,食事中の咀嚼や会話中に「あごが痛む」「口が開かない」「あごを動かすと音がする」の三つで,このうち一つ以上の症状があり,鑑別診断で他の疾患がない病態を「顎関節症」といいます.
それでは、少し質問をしてみたいと思います。
1. 口を大きく開いたとき,人差し指から薬指を並べた3本指を縦にして入りますか?
2. 口を大きく開け閉めした時,あごの痛みがありますか?
3. 口を大きく開いたとき,まっすぐに開きますか?
4. 歯ごたえのある硬いものを食べるとあごや顔が痛みますか?
上記の質問に該当した方は顎関節症である可能性があります。
顎関節症の原因
● 下顎骨(顎の骨)の位置がずれる
● 噛み合せが悪い
● 咀嚼筋(噛む筋肉)のバランスが悪い
● 関節包や靭帯のバランスの悪さ
● 関節円盤がずれている
● 関節が変形している
● 骨盤や背骨など、姿勢や体のゆがみ
● かみしめ、はぎしりなどの異常習癖
など顎関節症には様々な原因があると言われています。
あまり症状を放置しておくと、顎関節症の影響は体全体に出てきます。
肩こり
首のこり
めまい
耳鳴り
頭痛
吐き気
不眠症
内臓機能低下
自律神経失調症、うつ病などへの発展
顎関節症は、知らないうちに発症して病状が進行していきますので、少しでも気になるようでしたら、早いうちにご相談ください。