2021.01.08
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そもそも親知らずとは?
親知らずは、第三大臼歯または智歯とも呼ばれ、20歳前後に一番最後に萌出してくる歯です。萌出と書きましたが、実際には萌えるスペースがなく、大部分は顎骨の中に埋伏したり一部のみ萌出したりします。
親知らずは、原始人の頃には正常に萌出して使えていたのですが、現代人は軟らかいものしか食べなくなったため顎が小さくなり、最後に萌出する親知らずは萌えるスペースがなくなったのです。現代人では、上下左右計4本ある親知らずのうち、30%の人がすでに歯の芽が1本以上先天的に欠如しています。現代人において歯列とみなされるのは、通常、親知らずの1本手前の第2大臼歯までで、親知らずは機能しない不要な歯となっています。機能しなくても静かにしていてくれればいいのですが、親知らずは存在するだけでトラブルを起こすことが多いため根本的な治療として抜歯が必要となります。ただ、まれに親知らずが健全に存在し、将来、歯の移植に使える場合もありますので、専門医に診断してもらうことが必要です。